天候にも恵まれたこの週末。
沢山の方にご来店いただき誠に有難うございました。
ちょっと外で動くと汗ばんじゃうほど暖かかったですね(^^)
このまま、ぽかぽか陽気が続いてくれればよいのですが・・・。
では、本日は日頃よりお世話になってるお客様よりエンジン不調?という事で修理を承りました。

車両は「VW・ゴルフV GT-TSI」。
ダウンサイジング先駆けのBLG1.4Lターボ+Sチャージャーユニット搭載の1K型。
症状はアイドリング時にエンジンが「ゲスゲス」しストールの恐れがあるとの事。
まさに○○の極み。
まぁ~この手のトラブルはいくつか原因があるので診断してみないと何とも言えませんね・・・。
最悪の原因はタイミングチェーンが伸びてしまいゲスゲス。
そうなるとエンジンがかからなくなりOHまたは載せ替えしかありません。
一概には言えませんが日頃のオイル管理だったりが原因の一つです。
とりあえず診断ッと!!
診断時にチェックランプが点灯していなくても過去歴が残っていれば原因を確認できるケースもございます。
今回はコード無。さまざまな事を想定し、調べていくしかありませんね。
過去の修理歴、経験からまずは点火系を疑いました。
直4エンジンなのでコイルを一ヵ所づつ交換し調べます。
丁度、適応するイグニッションコイルがありましたのでちょっと拝借し点検。
原因が判明しちゃう前に部品注文はできませんからね(^^)
案の定一つ、不具合を起こしてることが判明!!いやぁ~ドンピシャ!!
こちらが交換した部品です。

この手トラブルは輸入車に限らず国産でももちろん起こりえる症状です。
不具合箇所は1ヶ所でしたが今後の為にも4ヶ所全交換が基本です。
プラグの先も真っ黒ですので外すついでに交換しちゃいます(^^)
交換後はもちろんゲスゲスもなくなり好調!!
大事に至らず一安心でしたね。
トラブルの際は早期発見早期対処が肝心です。
これを故障とみるか定期的なメンテナンスの一つととらえるかで自動車の選び方が変わるかもしれません。
今日はそんなお話でした。
チャンチャン。